桜色の恋
「じゃあ麗奈ちゃんを応援しなきゃな」


「…………………」


俺の顔をジーッと見ながら

「田崎さん。麗奈勘違いしちゃいますよ〜あいつ…毎日楽しそうだし」


「///////」


「さてと!勉強法を伝授願います!」


久しぶりに開く数学の問題集…


「懐かしいなぁ〜微分積分…」


省吾の勉強を見ながら俺は他の事に意識を飛ばしていた

せめて麗奈が高校3年ならな…
俺の方がもしかしてはまっていたりして

ふぅ〜きっと薫と別れたばかりだからこんなに気持ちが揺れ動くんだ


と、自分に言い聞かせた
< 23 / 50 >

この作品をシェア

pagetop