桜色の恋
その後麗奈は高校入試に向けてテストも増え三者面談も終わり受験へ向けて忙しくなっていた



塾の授業も増え冬季講習も毎日勉強があるらしい



俺と麗奈はあれ以降交番で挨拶を交わす程度だった



麗奈からは時々絵文字いっぱいのメールが来る



俺はそのメールに時々返事をした
中学生が喜ぶメールがどんなのかなんて判るはずも無くいつも地味なメールだった



明日はいよいよクリスマスデート約束の日
お姫様の為にレストランを予約した



二人きりでのデートはこれが最初で最後にするつもりだった


俺はこの頃ある決心をしていた
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