トリップ

スナイパーVSもやし


「キャプテンー!」

シュンリがドアを開けてこちらに来る。

「おー、来(いらっしゃい)!」

キャプテンも笑顔でシュンリを迎えた。
シュンリは何やら大きなリュックサックに何かを詰め込んできていた。
まさか爆薬ではないと思うが、何かが気になる。

「何が入っとんの?」
「コレ、ゲーム。」
「ゲーム?シュンリちゃん実はゲーマー?」
「大好キ。」

そういって、シュンリはゲーム機とソフトを取り出す。
中にはキャプテンと通信できるものもあった。

「お昼前やし、ついでにご飯も一緒に食べよ。」
「ウン。」

そう言ってゲームの通信で遊ぶ。
キャプテンもアクションゲーム好きで、シュンリとは気が合う。
エリカともよくアクションゲームで遊んでいる。
しかし、何故か手加減しているわけでもないのによく負ける。
そして今も負けた。

「だー!何でやろ、皆強いし。」
「コレ、中国デモヨク遊ンデタ。」
「道理で・・・。」
< 124 / 418 >

この作品をシェア

pagetop