貴女に捧げる夜
『どうしてよっ!?』



泣き腫らしたのか…
今も目は潤んでいる。



『リョータは…っ…ぁ…あたしのことなんて好きじゃな…っい…よっ!』



嗚咽しながら泣く彼女。



どうして?
どうして?って僕が聞きたい。



疑問だらけの頭の中。
彼女の涙が嫌で…



片足だけ履いていた靴を脱ぎ捨て
彼女にかけより、咄嗟に抱き締めた。



どうしてこんなに…彼女は泣いてるんだろう…?



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