CHATEAU LATOUR
花詞
アパートに帰り着いた二人。


彩音は、凪が髪に挿してくれた椿の花を大事そうにコップに活けていた。


−夜−


薄暗い部屋の中、凪は一人でワインを飲んでいた。




“CHATEAU LATOUR”(シャトー・ラトゥール)




付き合い初めてから今日で3年経つ記念に、凪が買っておいたものだった。



凪は、酔い心地で先に眠ってしまった彩音の耳元でそっと囁きゆっくりとキスをした。




−彩音、





…愛してる。−



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