LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完
恭夜はあたしの疑問には
答えないで、窓の外を
見ながら独り言みたいに
呟いてる。





そして間もなく、車は
なんの振動もなくスッと
停車した。





先に降りた運転手さんが
ドアを開けて、あたしと
恭夜をエスコートしてくれる。





「よし、行くか」





サッサと歩き出した恭夜が
目指してるのは、どうやら
目の前に建ってるやたら
大きな建物……。





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