鈍感あのコin男子校ッ?!


「で?」


「ん?」


「その4人、呼んでよ!」



 さ、早速っすか?




「別にいいけど…」


「じゃあ早くっ」




 二葉に促され、あたしは龍に電話した。





『…もしもし』


「あ、龍?」


『…どぅした』


「あっ、えっとね…
 今、あたしの友達がここに来てるんだけど…」


『あぁ』


「皆に会いたいって言うから…、 
 蓮達連れて皆でこっちに来てほしいんだけど…」


『あぁ』


「お願い、できるかな?」


『分かった』


「ありがとう」




 
 龍との電話が切れた。


< 132 / 377 >

この作品をシェア

pagetop