氷雪花
第二章 温もり
貴方たちは、如何なる状況に陥っても冷静だった


私は、そんな貴方たちを壊すことはもう出来ないと思ったかもしれない



・・・でもね?


私には人の温もりは合わないの



でも、寂しくなったら皆いて勇気づけてくれる



そんな貴方たちに「闇」は一生にあわない


だから、私は貴方たちが「闇」に染まらないように消えるときは「記憶」を抜き取るから




「記憶」は無くなっても、身体は覚えているかもしれないね


覚えていたら、「記憶」をあげる



だって、覚えているってことは「私」を人間として扱ってくれたって事



それが、どんなに嬉しいかわかる?


とっても、とーっても!


言葉では言い表せれないほどなのよ


だから、


”皆、元気でね”


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