キミがいた証

真っ白な雪





次の日、何故だか鈴原先輩に会いたくて、




“鈴原先輩に会えますように”




と唱えた。




いつもは、おまじないなんか信じてなかった私だが、何故だか必死に願っていた自分がいた。




学校の帰り道、家が遠かったらなぁ…だなんて、初めて思った。




会えるかなぁー…




「あれ?昨日の子だよね…?」






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