次の春になれば…


「……それはいつ達成予定?」


中島君は少し笑いながら聞いてきた。



「ん~…まぁ、次の春くらい?」



少し適当に答える。だって、好きな人さえ出来るかわからないもの……






「じゃあさ~




春なって、俺が告白したらOKしてくれる?」






…………はい?







中島君の言葉にキョトンとしてしまう。



今さっきまで燃えてた気合いが一瞬にして消えた…





 
< 11 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop