GOD・ゲーム シーズン1
麻理が話を続けた「私達はそのあと何とか逃げきってここに身を隠していたの」「すると俺達の声が聞こえたってことか」近藤言った。すると千里が恐々言った「まさか狩る者が二人もこの建物にいるなんて」「よく俺ら三人も見つからず二階までこれたよな」近藤が自分達の運のよさに関心しながら言った。中村もまた恐々と聞いた「ナイフはとにかく銃なんてどこで手に入れたんだろう?」「知るかよ」田中が疲れた様子で答えた。そのあと田中がまた口を開いた「とにかくここにずっと隠れててもいずれ見つかっちまう、奴等に見つからないように移動してこのクソ図書館を出よう」近藤もその意見に賛成した「そうだなさっきの時点じゃ一階には誰もいなかった」すると千里が言った「なら直ぐに移動しましょ」その一声でプレイヤー一同は一番近くの入口の方に歩いて行った。一番前にいた田中がドアを開けて出ようとした瞬間、斜め横の別のドアが開いてそこには銃を持った男が立っていた。…第8話につづく
< 43 / 202 >

この作品をシェア

pagetop