【中編】夢幻華
「そんなのわかんねえだろ?現に俺の母さんは17才で結婚して18才で俺を産んだろう?」

「茜は別だ。時間がなかったし何より晃が望んでた。」

「じゃあ、杏も誰かに望まれたら?右京父さん許せる?」

「…うぅ……むり…絶対に出せないと思う」

…やっぱりなぁ。親友だけあってヘタレな所までうちの父さんとそっくりだよ。


「じゃあさ、俺、ここに住む予約するよ。」

「…はあ?何言ってんだ暁。」

「右京父さんは杏を嫁には出したくないんだろ?だからさ、俺が婿に来てやるよ。とりあえず予約な。いいだろ?」

「なっ…暁?おまえ何を言ってるんだ?」

「ん?そのまんまだよ。俺が杏と結婚するよ。まだプロポーズはしてないけどな。」

「さっささささとるっ??」

「今からプロポーズしてくる。杏もらってくよ。明日の夜まで返さないから。」

「なっ…!?☆√×●£∂△ё◎π■~!!」

訳の分からない日本語らしき言葉を発している右京父さんを置き去りにして

俺は部屋を飛び出した。




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