七不思議な彼女

結局、バイクの停めてた場所まで猛ダッシュ…。



「ハァッ…ハァッ…ハァッ…てめえ、人より早く逃げやがって…」



誰のためにきてると思ってんだよ!





「しょうがないじゃないですか!怖かったんですから!」

「同じお化けだろ!?だいたいお前のためにきてんだぞ?」

「ムリです!あれはムリです!!他の方法を考えましょ!」

「それには賛成だ…!こんなのはもうコリゴリだ!」



改めて思うが、アリスが美人で明るい、なおかつ友好的のやつでよかったよ!



「ホントお前ってイレギュラーだなぁ…」

「私もあんな感じじゃなくてよかったです…」

「とりあえず、帰ろうぜ。疲れた…」

「ですね…」



いつもテンション高めなアリスですらそうとうヤバそうだし…。
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