~DEAR PEASON~未完結
第三章

7月は、テストを除けば(笑)とても平和な毎日だった。


そして大変になったのは8月。


10月に行われる文化祭通称「こぶし祭」の準備が忙しくなってきた頃だった。


忙しくなッてきた理由は
毎年、大看板とアーチ製作は応援委員会の仕事らしい。

これでも応援委員会の副委員長な私は、委員長と一緒にデザインやら、製作の仕方などを考える。というのが主な原因だ。


「とりあえず夏休み明けまでにはこっちでデザイン決めちゃうか。」

「あ~。イイと思うよ。でも難しいよね・・・。題材が・」

「だな。」
と緩々な会話をしながら色々と考えていた。


~9月の下旬~

「あぁ~。ヤバい!!終わんない」

「優衣~!!計画性もって指示してょ~!!」

「はぃ…。すいませんでした」

今、私たちは追い込まれている・・・。


私の計画性の無さややる気のなさが悪影響しすぎて
こぶし祭1週間前だが、何一つ完成していない状態だ・・・。



本来なら、休日はやらなくても間に合うはずだったが、、、

明らか間に合わないから委員には休日も来てもらう事にした。
そして、その結果があれだ。



陽菜にはとても責められ、
1年生の子たちには苦笑いをされた。



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