笑顔の彼女へのメッセ

彼女の日記が途絶えた。



ログインもせず、4日間がたった。

ホームでも彼女を見かけることは無かった。


何度見に行ってもログインさえせず、ホームにも顔を出さない彼女の事で頭が一杯になった。


彼女が働いているだろう街に行ってみた。

仕事を定時で終え、急いで車を走らせ、あてもなく肩まで延びている栗色の髪を探した。


彼女の姿を見かけることは無かった。
毎日探してみたがやみくもに探して見つかるほど甘いものではなかった。


それから更に3日たった夜だった。


SNSに彼女の日記が上がった。


久し振りなのを詫び、プライベートで問題があったとだけ書いてあった。


いつもコメを書き込む戦友達は一応に心配したコメを入れながら、一つ裏を返せば他人の不幸を暴こうとする下心が見え見えのコメばかりだった。


心配無いから…
俺だけは君の味方だから…

何度もこの二行だけのコメントを打ちながら、結局送信する事は出来なかった。
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