らぶCALL(仮)


プルルル‥

プルルル‥


「ほーぃ」


4コールくらいして空羅が電話にでた。


「もしもし♪」


「ん?どした??」



「ぇへ☆かけてみただけ♪」


「そか☆」



「‥ね、空羅‥ぁたし、ソラってゆう空羅と同じ名前の後輩がいるんだ」



「まぢ!?すげくね?漢字も一緒??」



「ソラわ空に羅針盤の羅!空羅わ?」


「‥俺も☆ すげーなっ♪♪」


「まぢ!?? ってかね、その子、体育祭の種目で一緒にやってたの。で、今日‥さっき、告られた‥」



「‥」



「ね、空羅。ぁたしどおすればイィかなあ‥?」

相談できるヒトわ他にもいる。


ぁたしわ友達がイナイわけぢゃない。


だけど、なぜか空羅に相談したくなった。


「‥李夜わそいつ好きなの?」



「‥分かンなぃ‥」



「ぢゃさ、1回仮でも付き合ってみればっ?それから気付くキモチだってあるんぢゃね??」



ズキッ



空羅わ、「断れ」って言ってくれなかった。



ぁたしわ、何を期待して


何を言って欲しかったんだろ



まぢ意味分かンない‥


何が、シたいの??



「‥李夜?」


返事のナィ私の様子を伺うかのように空羅わ私を呼ぶ。



「え?あ、ぅん。そだね」



「おう!」


「ぁリがと♪ぢゃばいばい!」



一気に切なさが押し寄せてくる。



私ってほんとばか。


なんで気付かなかったんだろ‥


頬が濡れる。


涙??


なんで泣いてるの‥?


苦しい‥


そんなに、あっさり付き合ってみれば?
て言われた事がショックだった??



もう、こんなになるまで私は空羅に‥‥‥‥


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