空の向こう側

克也のお気楽な所は本当に羨ましい。



俺も少し見習いたいぜ




「で?夏はどこで遊んでたんだよ。」


「量が減らない課題と毎日戦ってただけだ。

それに、俺はこれから遊ぶ暇なんてねぇし。」



2ヶ月も大学来てないから、単位が危ういのは言うまでもない




俺はもしかしたら進級出来ないかもしれない立場に立たされていた




「どんまい、夏。退学免れただけでも良いじゃねぇか。」


「…まぁな。」






< 269 / 288 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop