きいろい青空【完】



“絶交”




その言葉を聞いただけで呼吸ができなった。






「そっか…そうだよね」





絶交しなくちゃいけないぐらいのことを僕はしたんだ。


そんなことはわかっている。




「花恋は、僕のこと…きらい?」






「 うん。大っきらい 」





それだけを言い残し、花恋は歩いて行った。





僕の瞳はうるうるになっちゃって



歩く花恋の後ろ姿なんて、




まったく見えなかった…


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