スカート、ひらり
猿渡哲也

(さるわたりてつや)


二十歳。


現在、怪しげな店の横で占い師のアルバイトをしているフリーター。


五時になると占い終了。バイト代は歩合制という条件で引き受けたけど、客が来なきゃ収入0。



なんで、俺は、この仕事を引き受けてしまったんだ‥


毎日、寝る前に考えてしまうのが日課になりつつある俺。



てか、それ以前に占いなんてした事なんてない。


俺は、ただの変態で居たかった‥



毎日、カサカサになって潤いがなくなった口から、ため息が零れているのも当たり前になりつつある。
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