アイのうた
曲という名の武器。

Pure&Drop


<聡side>


「センセッ」

また女子か?




「あ゙?」

「悪ふざけでそこまで不機嫌にならなくても…」


そこにいたのは女子とは似ても似つかない山本だった。


「おぉどーした?」

「曲決まらなくて、なにかいい曲ないですか?」

「ねーな。俺の好きな曲をお前たちに弾いてもらいたくないし」

「そーですか」

山本はなぜか呆れている。
< 94 / 116 >

この作品をシェア

pagetop