Out-of-Eden―禁断の果実―
あまりに綺麗で輝くものだったから固まってしまった。




「いえ…綺麗で、つい」

「ああ…お前に似合いそうだ」




手のひらに輝くのが消えて、首に感触があった。




柊斗さんがつけてくれたんだ。




「ありがとうございます」

「ああ…似合ってる」

「柊斗さん、本当に今日はありがとうございます」




もう夢のような時間は終わりを告げる。


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