Out-of-Eden―禁断の果実―
そのあと柊斗さんと私だけになった。




「お前に嫌われることを恐れた」

「そんなことありません…むしろ嬉しかったです」

「そうか」

「私…ここに来ていいんですよね…?」

「ああ、女はお前以外入れない」



何で私だけか知らない…。


なんで柊斗さんが私だけに特別な扱いをするのかまだわからないけど…。



今の首輪のない広い世界をまだ楽しみたいと思う。


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