Out-of-Eden―禁断の果実―




『え?そうですか?私は美味しいですけど』



うん、、、柊斗は味に五月蝿いから仕方ないよ。




『俺もすごーくおいしいけどなー。林檎!あーんしてあーん』



よ、、、呼び捨て。



寄せよ茅。




『林檎、プリン頼むか?』



以前プリンが好きと話していた柊斗はメニューを渡して林檎ちゃんが視線をメニューに向けたあと、




『いたー何するのさ』



茅に蹴りを入れた。



自業自得だよ茅。それにあーんなんて禁止だろ。



『決まったか?』と優しい声色で林檎ちゃんに聞く奴を二重人格だと思う。




『この前皆さん私のプリン食べました?』



あれプリンだったんだ。



俺スクランブルだと思った。




プリンの味じゃなかった。




< 365 / 414 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop