レモン白書~チャラ男との命がけの恋~

いや、自分に自信がなかったのかもしれないな。


仙崎さんは俺の事が好きなんだ。


これからもずっと……

そう思う反面、本当にそうなのか?

本当に仙崎さんは俺の事好きなのか?

勘違いだったら……

そんな迷いもあった。



だから、9割は結果が見えてる勝負も俺は躊躇したんだ。


仙崎さんから告白されるのを待っていた。


卑怯な人間なんだ。



でも、俺のこのどこか人を疑ってみてしまう性格はきっと俺の中でずっとひっかっかってきた幾へのどうしようもない感情に関係しているんだろうな。






< 82 / 191 >

この作品をシェア

pagetop