逢いたい               ~君ト私ノ切ナイ遠距離恋愛~


「ただいまぁ、、」

へとへとになってブーツを脱ぐ。


ママの「おかえり」も軽く流し、
私は自分の部屋に入った


疲れたよぉ~

まさか、蓮に会うとはなぁ・・・


ズキ・・・


「嫌だ・・・」


蓮のことを考えるだけで零れる涙

だから、今まで考えないようにしてたのに・・・

先輩と出会ってから考えずにいられたのに・・・





*




「なぁ、ニーナ。俺と付き合わねえ?」


中学最後のクラス替え直後、それは突然だった。

告白してきたのは、その時から女タラしで有名だった蓮。


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