アイスクリームみたいな恋したい!
再会


――12月24日――


街はX'mas一色。

あたしの心もプレゼントのことでいっぱいだった。

最近ずっと優たちと一緒。


『ね~夢、せっかく冬休み入ったんだからパァッと行こうよ。パァーッと!』

カリカリ

『夢ってばぁ~』


バンッ


『優…今日ウチに何しに来たんだっけー?』


あたしは眉をピクピクさせながら優に聞いた。


優はそれに気づき、すまなさそうにいった。


『べべべ…勉強ぅです…』


『はぃ、分かってるなら勉強しようね。優ちゃん。』


優は鞄からサッと宿題を取り出し、筆記用具を広げた。


そう、あたし達は24日、

俗にいうクリスマス イヴから冬休みに入っていた。


優は宿題という事を忘れ、クリスマス~と浮かれ気味。


あたしは優と違い、宿題は早めに終わらせる派なんだ。


みんな、あたしは真面目じゃないよ。


しっかり者っていってね。


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