starlight





「てめぇら勝手なことばっか
 言ってんじゃねぇよ!
 これ貼った奴誰だよ!?」

机を蹴り飛ばし、

顔を真っ赤にして怒鳴る将太。

いつも優しいムードメーカーの

将太の変わりっぷりに、

みんな唖然としていた。

「黙ってんじゃねぇよ!
 誰だっつってんだよ!」

竜也もキレて、

笑っていた男子に掴みかかる。

「し、知らねぇよ」

「何も知らねぇのに
 ゲラゲラ笑ってんじゃねぇよ!」

将太は竜也が掴みかかっていた男子を

殴り飛ばした。

倒れる男子に、近くにいた女子が悲鳴を上げる。

「お前らもだよ!
 陰でコソコソ言ってんじゃねぇよ!」

詰め寄る竜也に、女子は何度も謝った。

「おい、何の騒ぎだよ」

「竜也、将太、あんたら何してんの!?」

騒ぎを聞きつけた春樹と美奈の遅刻コンビも

駆けつけてくる。

「すげぇグチャグチャになってんじゃん。」

春樹は、起き上がろうとする男子や

数人で固まって怯えている女子をかわし、

将太と竜也を生徒たちから

いとも簡単に引き剥がし、

立ちすくむ私の横に来た。

「大丈夫か?」

肩を叩かれ、我に返った私は、

黙って首を縦に振った。

「春樹!離せよ!」

「うるせぇ。落ち着けよ」

「落ち着いてられっかよ!離せ!」

「いいから、何があったか説明しろ」

冷静な春樹に、

竜也は丸めた紙を勢いよく突き出した。

「誰かがそれ、貼りやがった」





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