桜の葉
光兄ちゃんのコトは、今でもオレは大好きだ。
兄ちゃんは死んじゃったけど、朔良ねぇちゃんだけはずっと兄ちゃんを忘れないでくれてる。
……良いな。
オレは、フッと息を吐いた。
そんなに、誰かに想われてて。
オレがキスしても、朔良ねぇちゃんにとっては、たいしたことないみたいだ。
……もしかして、光兄ちゃんとしたコトあるのかな……。
オレは、テレビの画面だけを、ただ見つめた。
朔良ねぇちゃんが帰った後の家は、奇妙なくらい静まり返っていた。
暖かいと感じたリビングも、急に寒々として。
オレは、最近、この家が大嫌いだ。
広い部屋に、独り。
父さんは、帰って来ない。
朔良ねぇちゃんに、昔みたいに
『帰らないでッッッ』
って叫べたら良いのに。
朔良ねぇちゃんは、今、何してるのかな。
オレの世界には、朔良ねぇちゃんしか居ない。
オレは、上着を着た。
そろそろ、亮介が迎えに来る。
解っては、いたんだ。
……朔良ねぇちゃんが、どぅ思うかくらい。
でも、オレは、今の淋しさを紛らわすコトしか頭になかった。
兄ちゃんは死んじゃったけど、朔良ねぇちゃんだけはずっと兄ちゃんを忘れないでくれてる。
……良いな。
オレは、フッと息を吐いた。
そんなに、誰かに想われてて。
オレがキスしても、朔良ねぇちゃんにとっては、たいしたことないみたいだ。
……もしかして、光兄ちゃんとしたコトあるのかな……。
オレは、テレビの画面だけを、ただ見つめた。
朔良ねぇちゃんが帰った後の家は、奇妙なくらい静まり返っていた。
暖かいと感じたリビングも、急に寒々として。
オレは、最近、この家が大嫌いだ。
広い部屋に、独り。
父さんは、帰って来ない。
朔良ねぇちゃんに、昔みたいに
『帰らないでッッッ』
って叫べたら良いのに。
朔良ねぇちゃんは、今、何してるのかな。
オレの世界には、朔良ねぇちゃんしか居ない。
オレは、上着を着た。
そろそろ、亮介が迎えに来る。
解っては、いたんだ。
……朔良ねぇちゃんが、どぅ思うかくらい。
でも、オレは、今の淋しさを紛らわすコトしか頭になかった。