哀恋心(上)

愁が泊まりにきてくれるなんて
嬉しすぎるっ!!

自惚れる。
ヤバイ、かなりヤバイ。


ピーンポーン

「はーい。」

「…俺。」

「はいはいっ」

「お邪魔しマース。」

「どーぞっ♪」


愁があたしの家に来たときには、
もう夕方だった。



部屋で音楽聴いたり、
くだらないこと話したり。

そんな普通のことが
とても幸せに感じた。

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