オオカミ達と甘い時間
「僕のこと、嫌いなの…?」
光汰君はソファーを立つ。
今にも泣き出してしまいそうな、よわよわしい目だった。
「そういう訳じゃ、ないけど…」
あたしは体をあげ、ソファーに座る。
「じゃあどうしてさっ!したくないの?」
顔からは想像できない変態発言にビビる。
「そっ、そういうことは、しちゃいけないからだ…よ…?」
言ってる自分も恥ずかしくなって、目を伏せる。
それでも光汰君は満足できないようで。
ため息をついた。
「…また、ね」
そう言って寂しそうに保健室を出た。