私はあなたの・・・
デート日和?
「愛璃~。土曜日ね、私達もデートすることになったんだ☆」

「そうなの!?じゃあ一緒に行こう♪」

「え?でも俊君に悪いからいいよ~。」

「う・・でもさ~。お願い!!私デートした事ないの!!」

 私にとっての初めての彼氏は俊なんです。

「・・俊君に許可とって来なさい!!」

「は~い。」

 そして俊のもとへ向かうと・・

「てめぇ・・ふざけんなよ!!!」

「・・ふざけてねぇよ。」

 この2人の声は・・俊と珪?

 私は野次馬をよけてみえるところへ行くと・・

「今更言ってんじゃねぇ!」

 がっ!!

「ちょ!!俊!?なに殴ってんの!!?」

「愛璃・・こいつは殴られて当然なんだ!!こいつはなぁ・・「愛璃には関係ない!!俺は殴られて当然だし。」

 そういって珪はどこかへ行った。

 ・・そ・・そうだよね。もう私達関係ないよね・・

 そう思うと涙が出そうになった。

 が私は目の奥で止めた。

『関係ない!!』

 私の頭から離れない。
< 130 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop