補習組の夏休み

お見舞い

枝穂に教えてもらった通りに碧斗の家に行った

うわぁ、大きいマンション…

碧斗の家の前に着き、チャイムを鳴らした

・・・・

出ない…

寝てるのかな?

あたしはもう一度、チャイムを鳴らした

少ししてからガチャっとドアが開いた

出てきたのは少し顔が赤くてぐったりしている感じの碧斗だった

「えっ、なんで…」

碧斗は相当、驚いている様子だ

「風邪だっていうから、枝穂に家聞いて来たの」

「そう…なんだ…」

碧斗はしんどそう

「大丈夫?」

「あんま大丈夫じゃねぇかも…」

すごい弱ってる…

「家の人は?」

「いねぇよ、一人暮らしだから…」






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