抱えきれないくらいの花束を


「因みに僕の部屋は14階だから」



電子音と共に扉が開いた



教えられた通りの手順で玄関を開ける





「すぐ出来ますから座っていてください」



「ありがとう」




神埼はソファーに腰を下ろした




「何か手伝いましょうか?」



「大丈夫です。でも……」



かすみは包丁の手を止め、護に向き直った




「一緒に食べて貰えますか?勿論圭護さん、弓削さんも」





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