桜龍紅桜 ~最強総長~
亮「あぁ。さすが、慎さんだと思ったよ。」

健「うん。慎にぃがあの時来てくれなかったら、ユウねぇも皆死んでたと思う。
生きてたとしても、まるで生きる屍のように毎日過ごしていただろう。」

亮「あの戦いは、慎さんがブチキレて言った言葉で終わった。」

敦「まぁ、大半があいつの殺気にやられて気絶したけどな。」

なんだよそれ・・・、そいつ化け物じみてねぇか?

黒「その慎って奴なんて言ったんだ?」

亮「それはな、『テメェ等何してやがる・・・。
何で、響が倒れてて、友華が泣いてんだ?ああ゛?
今すぐここから立ち去れ・・・。じゃねぇーと、俺はテメェ等一人残さず
ぶっ殺しちまいそうだ!』・・・、そう、言ったんだよ。」

敦「あの、自分殺しに来た奴まで受け入れちまうような大のお人好しが!!
殺すと口にしたのは初めてだった・・・。だからこそ俺はあいつ等が許せねぇ!
あいつにだけは、あんな言葉言わせたくなかったのによぉ・・・・。」

なんだよそれ。どんだけカッコいいんだよ・・・・。
でもなぜいなくなった?

健「あの時は、俺達ですら、立ってるのがやっとだった。」

亮「ああ。」

敦「俺だって、立って何とか呼吸できてたようなもんだったよ」

健「うんうん。メッチャ怖かった。」

どんだけ強いんだよ慎って奴。
そんな奴とはぜってーぶつかりたくねぇ・・・。
友華も嫌がるだろうし・・・・。
って何で俺はまた、あいつの事考えてた。

黒「でも、なんで・・・、あいつ泣いてたんだ?聞いた限りでは泣く理由なんて
なかったんだが?」
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