お姫様の苦悩
「蜜姫ちゃんさー、彼氏とどうなの?」
「別れた。」
「ええっ、またぁ?なんで?」
「まぁ、色々あって。」
数週間前に彼氏がいたが、その彼氏があまりにもナルシストだった為、私から別れを切り出した。
自分が映った鏡を数分も見つめてるわ、前髪ばっかり気にするわ、極めつけは彼氏の携帯の待受画面が本人だった事だった。
たまたま見えてしまったのがいけなかったのか、脳裏に焼き付いてしまって意識して観察してれば完璧なナルシストだった。
「蜜姫ちゃんって、彼氏と長続きしないよね〜。なんでかなぁ。」
姉にそんな事言われたくないし、長続きしない原因は8割方姉のせいだ。
今思えば、学生時代は殆ど姉のせいで彼氏と別れていた。
「実はさ……お姉さんとお近づきになれるかなって思って告ったんだ。」
「別れた。」
「ええっ、またぁ?なんで?」
「まぁ、色々あって。」
数週間前に彼氏がいたが、その彼氏があまりにもナルシストだった為、私から別れを切り出した。
自分が映った鏡を数分も見つめてるわ、前髪ばっかり気にするわ、極めつけは彼氏の携帯の待受画面が本人だった事だった。
たまたま見えてしまったのがいけなかったのか、脳裏に焼き付いてしまって意識して観察してれば完璧なナルシストだった。
「蜜姫ちゃんって、彼氏と長続きしないよね〜。なんでかなぁ。」
姉にそんな事言われたくないし、長続きしない原因は8割方姉のせいだ。
今思えば、学生時代は殆ど姉のせいで彼氏と別れていた。
「実はさ……お姉さんとお近づきになれるかなって思って告ったんだ。」