キミの隣
運命
「ウザいんだよ!」
「学校来んなし」
「あんたなんて消えちゃえばいいのに」


・・・消えちゃえばいいのに・・・



【消える】そうだよ・・・あたし、いつだってこの世から消えるコトができる。

人生に疲れたらいつだって逃げ出せる。


でもそれでいいのかなぁって・・・

彼に会って教えられた。
命の尊さ・・・

彼と出会えたのは偶然なのかもしれないけど、私は少し【運命】を信じた。

世界中こんなに広くて、何十億人もいる中で彼とめぐりあえた。

キミはなんとも思わないで、ただ台詞のように言ってる言葉かもしれないけど、あたしにとってどれほどその言葉に助けられただろう。

でも、こんなにも想ってるから、もしキミがどこかあたしの手の届かない所に行っちゃったら・・・って考えただけで目の奥が熱くなる。
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