あいつとの契約
「で…でか…」




あたしの目の前に現れたのは三階建ての一軒家




和哉はドアの鍵を開けるとどうぞと言った



「お…おじゃましまーす」




玄関はあたしのうちの玄関の2倍




で…でかすぎる…




「お前の部屋はここ」




「え! 部屋あんの!?」




「ん。 つってももともとは姉貴の部屋だったんだけどな」




あ~香苗さんか~




そういえば2年前に結婚したってお母さんからきいたっけ




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