サカミチ~君と奇跡の恋~



うそ・・・・・・。
信じられない。
ザワザワしている教室の中で、友菜は一人盛り上がっていた。
隣の席に、丹羽が座っている。
丹羽が・・・・・・いる。
友菜と丹羽の机がくっついている。
ドキドキしすぎて倒れそうだった。
  「友菜よかったねーっ!」
愛莉がみんなの前で言った。
なんで、みんなの前で言うの?
勘違いされちゃうじゃん。
友菜は顔を隠した。
恥ずかしさと嬉しさが混ざって変な感じだった。
でも、最終的にいえることは、幸せってこと。


友菜は丹羽の隣の席。
丹羽は友菜の隣の席。

これからよろしくね。丹羽。
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