双子☆Love
気づいたときには、梨香の部屋の前にいた。




女子の階だけど、今の俺にとってはそんなこと大した問題じゃない。





部屋の扉をノックする。




「……はい。」




中から聞こえる微かな声。




「梨香。入るぞ。」




俺は梨香の返事を待たずに、部屋に入った。




「……佑樹?どうして……。」



……冷えてるあのシートみたいなやつをでこに貼ってる。



何してても梨香が可愛く見えるから不思議。




「どっかの馬鹿が、熱が出たとか言うから心配になって走ってきたの。」




「……ごめんなさい。」



分かってるんだ。梨香は何にも悪くないよな。




でも、ちょっとだけ意地悪してやりたくなるんだよなぁ……。




「……少しいていいか?」



「でも……男子がここにいることがバレたら佑樹が困るんじゃない?」




「俺のことは心配しなくていい。」



今は、梨香の側にいたい。
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