双子☆Love
「……梨香、顔赤いよ?」



体を離して梨香の顔を見ると、見たことないくらい顔が赤かった。




「……だって、恥ずかしいもん。」




梨香はそう言って布団をかぶって、そっぽを向いてしまった。





……こんな状況でも、かわいいって思って内心ドキドキしてる俺って、相当重症かもな。




「……悪かったよ。なんか小樽で土産買ってきてやるから。」




「本当に!?じゃあねぇ、チーズケーキと、クッキーと、あとは……」




……土産の話したとたん元気になりやがって。




「調子に乗るな。一つだ。」




俺はそう言って、梨香の頭に手を乗せた。




「……はーい。」





梨香と一緒に行けないのは残念だけど、




今、すごく幸せだからいいか。




「じゃあ、俺行くから。いい子にしてるんだぞ。それから、今日のカラオケ大会は来れたら来いよ。」





「うん。分かった。いってらっしゃい!」




俺は梨香の笑顔を胸に刻んで、部屋をあとにした。
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