双子☆Love
「……露骨に不機嫌な顔してるわね。」




結花が俺の表情を見て、そんなことを言っていた。




「……うるさい。」



「はいはい。触らぬ神に祟りなしってやつね。」




結花の言っていることは何ら間違っていない。



実際に俺は今ものすごく不機嫌。





「何で三人で小樽散策しなくちゃいけねぇんだよ……。」



「何回も言ってると思うけど、梨香と優介が熱出したからでしょ?いい加減その不機嫌な感じやめてくれる?悠斗が怯えてるじゃない。」




結花の横にぴったりくっついて離れようとしない悠斗。




……あれは俺が不機嫌なのにビビってるんじゃなくて、それに託つけて結花とくっつきたいだけだろ。





「こうなった事実は仕方ないじゃない。さぁ、買い物するわよ〜。」




……はぁ。




こいつら仲良さそうだし、俺が一緒だと邪魔だろ……。
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