双子☆Love
「……ん。」




……びっくりした。寝返りうっただけか。





……どうせフラれるなら、もう一回当たって砕けたほうがいいかな。








「……ねぇ、梨香。」





僕は梨香が起きないくらい、小さな声で囁いた。





「……ねぇ、僕じゃダメかな?……大好きだから。」




当然、梨香は答えてくれない。





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