双子☆Love
「そうなんだ……」


今の私の頭の中には、色んなことが思い浮かんでいる。


友達と一緒に遊んだこと、体育祭や文化祭なんかの行事。


時には喧嘩したこともあったけれど、私には大切な友達。



「梨香を転校させるのは、すごく申し訳ないと思っている。」


お父さんが私の顔を見つめて、真剣な表情で言っている。



……今、私が転校したくないって言ってもお父さんたちを困らせるだけだし。



家族がバラバラになることのほうが嫌だ。



「……いいよ。仕方ないし。それに、私はどこでも笑っていられるから。」




「……ありがとう。梨香。」


「……すまない。」




お母さんもお父さんもまだ暗いなぁ……






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