屍都市Ⅱ
もう鬼島の言葉も想いも届かない。
榛原は腐敗した腕を伸ばし、鬼島を掴もうとする!
「くっ!」
その腕をかわして距離をとりながら、鬼島は蹴りを打つ。
素手で殴れば寄生虫を植えつけられる恐れがある。
分厚い軍靴を着用した蹴りのみが、唯一丸腰の鬼島にできる攻撃だった。
死後硬直の始まった榛原の膝に、下段の蹴りを何度も打ち込む!
膝関節を破壊してしまえば、榛原は自重に耐え切れなくなって倒れるだろう。
そこを頭を潰して、とどめを刺してやればいい。
しかし。
「っ!」
生前も鍛え抜かれていた頑丈な榛原の体は、そこらのゾンビよりも遥かに強靭な肉体を有している。
自衛隊員として訓練を積んだ鬼島でさえ、おいそれと倒せる相手ではない。
何度も蹴り上げる鬼島の攻撃に怯む事なく。
「うぐっ!」
榛原の両手が鬼島の首を掴んだ!
榛原は腐敗した腕を伸ばし、鬼島を掴もうとする!
「くっ!」
その腕をかわして距離をとりながら、鬼島は蹴りを打つ。
素手で殴れば寄生虫を植えつけられる恐れがある。
分厚い軍靴を着用した蹴りのみが、唯一丸腰の鬼島にできる攻撃だった。
死後硬直の始まった榛原の膝に、下段の蹴りを何度も打ち込む!
膝関節を破壊してしまえば、榛原は自重に耐え切れなくなって倒れるだろう。
そこを頭を潰して、とどめを刺してやればいい。
しかし。
「っ!」
生前も鍛え抜かれていた頑丈な榛原の体は、そこらのゾンビよりも遥かに強靭な肉体を有している。
自衛隊員として訓練を積んだ鬼島でさえ、おいそれと倒せる相手ではない。
何度も蹴り上げる鬼島の攻撃に怯む事なく。
「うぐっ!」
榛原の両手が鬼島の首を掴んだ!