【続】WolfPrince1

未来への期待








「うぅ…。
ぐずっ!」



「もう泣きやめよ、いい加減に。
第一、入りたくないなら入る!なんて言わなきゃいいだろ?
別に俺が無理やり入れた訳じゃないし。
ほら、ハンカチあげるから涙を拭けよ。」




青いチェックのハンカチを渡されてそれを目にあてた。




俊の香りがすごくいい香り♪



「俊ーっ!」



「何?」



「俊ってイイ香りだね。
私…俊の香り、好きだなぁ。」








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