【続】WolfPrince1
そんな時。
試合まであと少しと言う時に、豊くんの足が。
「豊!!足、どうしたんだよ。」
「ってーな。
触れてんじゃねぇよ、大丈夫だから。
ただ皆に言っておきてー事があんだ。
千春、先生呼んで部員集めとけ!
誠也、少し来い。」
「はい。」「あぁ。」
この日。
豊君は初めて「ちー」じゃなくて、「千春」と呼んだ。
先生を呼んだり、部員を集めるのに必死な姿を見て私は嬉しくなった。
…-ちゃんとバスケ部と向き合ってる。