【続】WolfPrince1







「きっと前へ踏み出す勇気がないんだと思う。
一人で前へ進む事が怖いんだと思う。
千春ちゃん。
きみなら豊を変えられる。
もう未来のためにも、進まなくてはいけないって教えてあげてほしいんだ。」



千春ちゃんは笑顔でうなずいた。




豊くん。




私のせいで前に進めないでいたんだね?




ごめんね・…、無責任な私を許してほしい。








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