【続】WolfPrince1






美沙…。



「めちゃくちゃ好きなんだね。
誠也先輩のこと。」



その淳太君の一言に、ゆっくりと美沙はうなずいた。




本当に本当に。




美沙は誠也先輩を愛している。




どうして…伝えるということは難しいのだろう。




私と俊は片思いと言う事が全くなかった。




だから…。








< 231 / 375 >

この作品をシェア

pagetop