【続】WolfPrince1






「だから!!
あいつはただの幼馴染だって言ってんだろーが。
どうして、お前は信じねーんだよ!」




ある日の朝。




教室で俊と話していると、あらあらしく扉を開けて入ってくる淳太くんがいた。




後ろには、怒りと悲しみに満ちた優加の姿。




「信じれる訳ないでしょ!?
あたし…見たんだよ。
前に淳の部屋であの人と写真に仲良く映ってたもん。」


「幼馴染だし、写真ぐらい映んだろ。
いい加減にしろよ!!
もうてめーと話したくない。」









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