【続】WolfPrince1






「だけど。」



「ん?」



「時と場所もしっかりと考えてくれない?
いくら俺でも恥ずかしいからさぁ。」




と…時と場所!?




周りを見ると、私と俊は、大勢のギャラリーに囲まれていた。



「こ…これって。」



「もうっっ!!
海子と俊クンってば。
勝手に衣装合わせを抜け出して…何してるかと思えば。
…見てるこっちが恥ずかしいからっっっ!!!」






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